7月12日(華金)⛅️
理科の学習指導案
は教科書をパクったり
自分で考えたりしながら
無我夢中で書く
書くことは好き
カリカリっと
音を立てて
完璧な答えを出せたのなら
クールでビューティだと私は思う
顔もビューティでなければ困るかもしれないが
だけどそんなクールビューティに
ずっと憧れていた
どうだろうか
私はすごく嫌だ
だから
それ以上にカリカリする
隣より完璧な答えを導き出すつもりで
点数は相手の二倍取るつもりで
つまり私は変なとこで
負けず嫌いなところがあるのだ
一位
そのポジションにいたいわけではない
私より頭がいい人がいるなんて
そんなことは生まれた瞬間から知っている
だから認める
(そこはまあ上から言わせてもらう)
2番でも2番でなくても別に
順位はどうでもよかった
というのは少し過言だが
気にしていたのは
自分が勝つと決めた相手に
勝ち続けること
高校時代に遡る
一年生の時は割とそんなに
勉強頑張る感じではなかった
どうでもいいやそんな気持ち
だけど2年になって特進というクラスに
運よく入れられた私は目標を持ちはじめた
そして負けず嫌いがどんどん出てきた
1人だけ私のテストの点数を全て
打ち明けていた子がいた
かとひなでも勝山でもない
山杢である
頭が良かった
暗記教科はずば抜けていた
センスとユーモアそして毒舌と陽陰キャという
面白いポジションにいた彼女と仲よくなり
やがて毎回テストのたびに競うようになった
これは3年の最後のテストまで続くことになる
山杢が頑張ってたから
勉強しているのを知っていたから
私も頑張った
部活めんが開催していた勉強会
一年の頃は行っていたが
1年間勉強会を開催しみんなと勉強したが
成果は得られていないし
なんなら時間の無駄だと思ったのでやめた
はっきり言うと低レベルだったし。
帰って家で自分の机やリビングで勉強をした
順位がぐんと上がった
山杢との勝負はいつも僅差だった
それが楽しかった
頑張ってるはず
だから頑張ろう
原動力に変わっていた
今思えば山杢に出会ってなかったら
私はどうなっていたかわからない
感謝
大学に合格した時
山杢はこう言った
あんたはすごいよ
頭いいよ本当
と。
泣きたくなった
彼女は第一志望を諦め
短大に行った
ずっと
ずっと
一緒に前だけを見てきたはずだった
すごく仲が良くて
いつも一緒にいた
わけではなかった
だけど
頑張ってきた努力は知っていた
私は多分受かったから
こんなことを言えるんだよねきっと
でも山杢に諦めて欲しくなかったんだ私
諦めたら試合終了だから
そんなことを告げる時間を
神さまは私にくれなかった
いいや違う
自分が受かって
それでどうでも良くなったんだよ
最低だね
なんだか
負けず嫌いよりも
山杢の話になってしまった
受験期はもう少し闇が深いのでまた今度。